似合う色より大切な「見るべき視点」

こんにちは

色のチカラであなたの自信を呼び起こすカラーリスト 野田敦子です

先日、ウォーキングの途中で見つけた、薬師寺の梅

春の足音ですね~

さて、今日は診断士さん向けのお話をしたいと思います。


カラー診断を始めて、間もない間は

似合う色をお勧めしたにも関わらず 「この色を着ろって事なのね!」と

お客様の機嫌を損ねてしまう。なんてことも、

時にはあるかも知れません。

そんな時、落ち込みますよね・・・

もしそうなった場合、まずは

その時のお客様の様子をよ~く思い出してみて(←これが大切)

自分だったらどんな時にそういう心境になるかを考えてみましょう



私なりの答えを言ってしまいますと

たいていの場合

「分かってもらえなかった時」

「話が通じないと思ったとき」 です

裏を返せば

そのお客様は、診断士さんに 分かってもらいたかったし、話を聞いてほしかったのです


「あなたが勧める似合う色ってのは分かったけど、

実感がわかない

嫌いな色だから 受け入れられない、

今まで似合うと思って着ていた色と違ってショック」


そんな思いがお客様の中に有ったはずなのに

そのサインを見逃して、もしくは重視せずに話を先に進めてはいなかったでしょうか


お客様に似合う色をお伝えする時

私はとーーーってもドキドキします

なぜなら

お客様がそれまで持ってきた大切な自信を、

一瞬にして叩き壊してしまう危険だってあるからです

似合う色をお伝えする時には、お客様が

笑顔になるかどうか、目が輝くかどうかに

ものすごく注視します


目の輝きが見て取れれば、ご自身でも納得できた。ということなので

そのまま似合う色の説明を続けます。


逆に、お客様の表情が変わらない。もしくは曇る時は

納得していない、受け入れられない時です。

その時には、お客様が納得の表情になるまで、角度を変えて説明を続けます


まずは、お客様自身の目で確認していただく努力をします

似合う色の時にどんな魅力が輝いて見えるか

逆に似合わない色の時にどうかを、一緒に鏡を見ながら丁寧に説明します。


それでも表情が晴れない時は、お客様がさらに深い理由でそれを拒否する時

「着る勇気が持てない」 「この色は嫌い」 

お客様のココロの声に耳を傾けましょう

「もしかしてあまりお好きでないですか?」 柔らかく聞いてみるのもありです

そしてより慎重に言葉を選び、さらに角度を変えて提案をします


ここで最も大切なのは


私たちが提案する 「似合う色」 はあくまで 「カラー診断士としての見解」 であって

それを 「世の中すべての正解」 と思ってしまってはいけません


似合う色をどんな風に取り入れるか、もしくは取り入れないことだってお客様の自由

私たちはプロですので、それならばと見方を変え、より選択肢の広いご提案をします

「全身とは言いません。スカーフやストールなど、 

 手軽で簡単なものから、良かったら取り入れてみてください」

「普段はラクで居られる色を着て下さい

 でももし、高い物を買う時など、ここぞって時には今日の事を思い出して下さい」


診断士は常に、お客様のココロの有り処を確認しながら、

お客様に接さなければなりません。


吉野弘氏の 【祝婚歌】 の一節


正しいことを言うときは

少しひかえめにするほうがいい

正しいことを言うときは

相手を傷つけやすいものだと

気付いているほうがいい


カラー診断だけでなく、人と接する時すべてに当てはまる、大切な事だと思います

全文はこちら⇒【NAVEAまとめ

今日も読んでいただいてありがとうございました(^^)


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